例の不払いの会社のウェブサイトをウェブアーカイブで閲覧!

前に例の不払いの会社のウェブサイトが閲覧できなくなっていた事を書いたが、4日に改めてウェブアーカイブのサイトで検索した所、ある程度形になったサイトを閲覧する事ができた。少なくとも2010年12月から2013年4月までサイトが存在していた事もわかった。会社概要を見ると、社長の他に副社長も記されており、従業員は2011年3月末現在で40名(正社員16名) と記されている。札幌本社の他、更に製作オフィスが東京都品川区となっており、製作スタジオが何と九州の大分県大分市となっている。顧問弁護士も記されており、中央区に事務所がある事もわかった。

業務内容はテレビ通販番組の企画・制作・販売であり、2011年7月には東京オフィスを開設している。ブログはアメブロで現在でもあるが、同年11月が最後の記事となっている。その頃はまとまった従業員がおり、道外にも拠点があった事からも、全国を相手に商売していた事が伺える。現在の札幌オフィスは電話も止められもぬけの殻で、まさに変わり果てた姿と言っていい。

少なくとも現場に人を送る孫受け業務は記されていない所か、全くもって本業とは畑違いですらあるのではないかとウェブサイトを見る限りでは感じられる。しかしながら、社長の名刺には人材派遣も記されており、本業の傍ら行っていたと思われる。いずれにせよ本業が振るわなくなり、本社ですら整理しなければならなくなっている状況となっては、まともに賃金を払ってくれそうもないと思われて当然である。社長の名刺の情報を元に事前に色々調べれば、不審な点がいくつも浮かび上がる。

そもそも、ウェブサイト通りにこれだけまとまった従業員がおり、市内にしっかりとしたオフィスを持っていれば、社長1人で出張対応なんて事はあり得ないものである。たいてい面接は会社で受けてきたが、今回の様に出張面接で即日採用されたり、面接にはない条件を命じられたりと不審な点が気になるならば、ウェブサイトやオフィスといった所は調べなければならないだろう。まずはそうおう所に頼らない様にしなければならないのが先決である。

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