<下記リンクの記事より引用>がんの専門家らは25日に喫煙に起因するがんや心臓疾患、肺気腫などの病気で死亡する人の数が、来年には年間600万人に達するとの見通を発表した。世界全体でみると10人に1人がたばこが原因で亡くなっている事になる。
更に米がん学会などがまとめた報告書によると、医療費や生産力の低下、環境への害などを合わせると、喫煙による経済損失は1年間で推計5000億ドル(約47兆円)に上る。過去40年間で米国や英国、日本などの先進国では喫煙率が低下したもの、多くの発展途上国では増加している。
この調査から見ても喫煙は明らかに健康を害する事を表しており、その死亡者は少なくないという。更にはそれによる経済的損失も大きいと訴えている。
禁煙に対する教育はやはり先進国が進んでいる一方、発展途上国が遅れているという面があるという事か。たばこ会社が生き残っていくためには発展途上国に
昔は日本でも禁煙に対する教育がなっておらず、「たばこは大人の象徴」という風潮もあった。それでたばこを吸い始めた方も少なくないという。又、周りが吸っていればいいという風潮もある。
問題なのは体に害があるとわかっていながらやめられない依存性である。それはまさにニコチン中毒そのものであり、吸っていなければ気が済まないものである。疲れやストレスを紛らす一種の「麻薬」と言えるだろう。