先日裏磐梯にある川上温泉の記事を書いたが、同じ東北で青森県にあるあいのり温泉を思い出して調べた所、90年代後半に倒産・廃業に追い込まれたが2000年代前半に新たに和風旅館が作られて営業されている事がわかった。あいのり温泉は中学の時の修学旅行で1泊目に泊まった。
あいのり温泉は秋田県境から程近い所にあり、国道7号線沿いにある。近くにある湯ノ沢温泉郷とは違い、当時はコンクリート造りの立派な建物で、ウェータースライダーのあるプールを併設している。ただ、当時は修学旅行でプールに入る用意はなかったのですが。又、県内はもちろん近隣の道県でもCMが流されていた。大学時代北東北にいた当時、そのテレビCMは見た覚えがある。
やはりバブルに走ったのだろうか。どうも札幌テルメ(現シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ)とダブってしまう所がある。90年代後半に倒産・廃業に追い込まれて数年間の休止期間を経て営業再開となった点は共通している。ただ、札幌テルメとは違い、元の施設を丸ごと再利用している訳ではないのですが。
ちなみに当時の札幌テルメは丁度バブルの時代である80年代後半に開業されたが、北海道拓殖銀行の支援をどんどん受け、バブル崩壊後も採算度外視と言わざるを得ない程にまで拡大していった。しかし、その北海道拓殖銀行は90年代後半に破綻し、敢えなく経営破綻に追い込まれた。当管理人も札幌テルメ時代に足を運んだ事があるが、ガトーキングダム サッポロにリニューアルされてからも足を運んだ事がある。
<関連リンク>
「羽州路の宿 あいのり」