北海道新幹線でネット検索した所、6日の毎日新聞のウェブ記事にあったのですが、夜行急行「はまなす」が来年の3月で廃止になるという。新幹線の運行により夜行運行の確保が難しい点や、車両の老朽化や新型車両の導入が困難である事などから廃止の方向に向かったという。
やはり廃止になってしまうのか。それを見越して先日遠征を行った事であり、今回の遠征の様にJRでの移動がメインであれば実に便利なものである。北東北パスなどと組み合わせればより安価に旅行する事ができる。これらのパスは6日間有効であるので、往復共に夜行であれば最大で中5日利用できる。
「はまなす」は札幌青森間を1日1往復で運行され、通常は7両編成である。横になれるのは寝台車の他にカーペットカーがあり、後者は急行指定券分の料金で乗れるのでお得である。他にもシートがリクライニングできるドリームカーと自由席があるが、特に自由席は短距離移動するものと割り切った方がいい。
尚、臨時で運行されている夜行特急「カシオペア」は来春以降も運行できるかどうか検討中との事ですが、料金も割高で予約も取り辛く、「はまなす」の様に気軽に利用できるものではない。札幌上野間であり、経済的・時間的に余裕があり、ゆったり東京周辺でもという感じであり、北東北に行くためのものではない。
行き先が南東北であれば青森から距離もあるので、フェリーなどJR以外の手段で行く事も十分考えうる。現に2010年夏の遠征では帰りに仙台からフェリーで苫小牧に移動した。更に福島県辺りであれば、LCCなどの飛行機で東京まで行き、そこから足を延ばす事も考えられる。
しかし、北東北であればフェリーに車を航送するのでなければこの「はまなす」は実に便利な列車であり、当管理人は大学時代帰省時にほぼ毎回往復してきた。更にLCCの恩恵もほとんど受けられず、飛行機が割高となれば尚の事である。ただ、今後は北東北でもマイカーかレンタカーを利用する旅程も予定しており、フェリーで秋田にでも乗り入れる構想もあるが。
新幹線が函館まで延伸したとしてもその先の札幌まではかなり距離があり、それを含めると札幌から青森まで半日位はかかりそうだ。それに札幌青森間が全て新幹線を含む特急料金になり、割高になる。本当に時間短縮の恩恵を受けるのは、更に約15年後の札幌延伸の時か。