4日の晩札幌中央郵便局の元非常勤職員の仲間2人ですすきの近くで飲みに行った。今年2月以来であり、1人が中国から帰ってきたという。19時に集合し、食べて飲んで色々話をして22:30位まで続いた。1人当たり5000円位になってしまったが、いつもなら大抵4000円強ですからそれだけ長い間食べて飲んだ事になる。
その中で郵便局が最繁忙期である12月の話題となった。郵便局でしたら配達にアルバイトを投入し、忙しくはなるもの少なくとも民間運送会社の様に全く休みがないという事にはならないという。それに比べ、民間運送会社の場合は現場ではアルバイトであっても全く休みがなくなるというものである。やはり郵便局と民間運送会社とでは似て非なるものであり、かなり空気が違うと感じずにはいられないものである。
私達が中央郵便局にいた頃からいる人で、未だ非常勤職員としてやっている者がいるという。当時20歳位ですから今となっては30歳過ぎとなる。正職員でないので給与は大した事はないが、前述した通り民間運送会社と比べれば明らかにゆるいので、長く居れればそれだけ長く居座れる所もあるのだろうか。彼は仕分けのみならず、1tワゴン車による集荷もこなしている(更に2t車も乗れるとか)。
私の場合、郵便局と民間運送会社とそれぞれいた時の職種が違うもので、単純に比較はできないですが。それでも労働的には明らかに郵便局の方がゆるいものであり、少なくとも1週間以上ぶっ続けで出勤という事はなかった。ただ、先輩非常勤職員の一部からパワハラを受けていた事もあり、彼らの影響による解雇で約半年しかいられなかった。
運送会社の方は期間アルバイトがメインで、一時期約半年勤めた時期があったもの、待遇の悪さと他職種への就職活動を口実に辞めてしまった。最繁忙期の12月は中旬以降全く休みがなく、病院にかかるのも困難でした。更に11月でも一時約2週間連続出勤となった事もあり、さすがにずっとそのままではまずいと感じられるものでした。
郵便局の時は時給が安かったが、運送会社の時は更に安いというか悲惨なものであった。時給換算では道で指定されている最低時給を余裕で下回るものでした。ただ、運送会社の方が労働時間が相当長く休みが少ない事もあり、給与自体は運送会社の方が上回るものでした。それでも半導体工場にいた時に比べてそれ程変わらないかむしろ少ないものであり、できるなら他職種へ転職した方が明らかに良い選択であった。
更に付け加えると郵便局では各種保険が全て付いていたが、運送会社では全く付いていなかった。運送会社はアルバイトでは付かないものであり、正社員クラスにでもならなければ付かないものであるが、そのためのハードルも高いものである。
話は戻るが、今回集まった彼らとの付き合いはかれこれ13年になる。この3名で私が一番年下であり、それぞれ2歳ずつ違う。一番年上の中国で日本語教師を務めている者は契約、何年かすれば日本で職を見つけなければならなくなるとか。又、幹事を務めているビルメンを勤めていた方は配置転換となり、自衛隊関連への飲料のベンダーで1tのワゴン車を乗り回しているという。これまでの様に夜勤や交代勤務ではなくなり土日休みになったもの、体力的にきつくなったという。