1985年に大阪・道頓堀川に投げ込まれたカーネル・サンダースの人形が24年振りに発見されたという。水辺工事の作業中に発見したという。10日に上半身が見つかり、翌11日には下半身も見つかってほぼ全身が揃った事になる。
85年に阪神タイガースが優勝し、日本一に輝いたが、当時人形を主砲ランディ・バース選手に似ているからと店頭に置いてあった人形をファンが持ち出し、何とそれを胴上げした。事もあろうか戎橋から道頓堀川に落としてしまい、今回の発見まで行方不明になっていた。まさに伝説となっていた。
以後阪神タイガースはしばらく低迷が続いた。それでも2003年・2005年にリーグ優勝は果たしたが、日本一には返り咲けなかった。ファンの間では「カーネルの呪い」と言われていた。
仕事中車内のラジオでもニュースで流れていた程だった。世界仰天ニュースにも入りそうなモノだろうか。阪神としては甲子園に展示するというが、引き揚げられた人形の争奪戦が熱くなりそうだ。