昨晩有機合成研修生の選考が落ちたというメールが届いていた。従ってこれから8月下旬~9月上旬に松戸若しくは神戸で別のキャリアアップ研修に参加しようと考えており、その問い合わせも行った。研修を受けてから集中的に化学系の就職活動を行い、それでダメなら完全に化学系にけじめを付け、ネットビジネスを中心に新たな人生を歩もうと考えている。
やはりこの世界で10年のブランクはあまりにも大きいと感じざるを得ないものだった。これまで地元で化学系・専門系の面接を幾度も受けてきたが、00年初冬に千歳の半導体工場を切られて以降はまさに全敗だった。だが、就職活動ばかりでは食べていけないため、これまで宅配便配達や灯油配送など全然関係ない仕事をやってきたが、やはり集中できないというか煮え切らない部分があった。
それはズバリ専門系への諦め切れない思いである。特に非常に悔しい思いがあり、千歳の工場を切られた当時はまさに地獄に落とされた思いだった。昨今は最後の挑戦とばかりにアプローチしてきた。だが、これまでの仕事が集中できない要因なだけに、新たな人生を歩むためにもそういう思いを改めて断ち切らなければならない。
私が大学卒業した当時は景気が最悪で、専門系に進むには大学院進学が強く求められていた。それだけに大学卒業後5年後までに進学したいと考えていた。だが、経済的な壁があまりにも大きく、大学院進学も断念せざるを得ないのが実情だった。一時は「借金500万円してでも進学してやる」なんて考えていたが、現実の波に飲まれてしまった。
ただ、35歳でやり直す事に関しては、自分のあまりにも身近な所にいる。そう、私の姉である。35歳にして10年以上勤めていたOLを辞め、道南・江差の看護学校に進学し在学中である。今回化学系が完全にダメなら他の専門系に進出する事も当然視野に入れている。やはり何もせず営業や運転手などでは終りたくはないから。