職場の周りは既婚者ばかりになっていた

20日の仕事が終わってから会社の人と焼肉を食べに行ったのですが、そこで一つ話題になったのは私が独身であり、結婚できる彼女を見つけようかというものである。そこで気付いたのは、周りの大半が既婚者になってである。少なくとも自分が入った数年前は同年代も含め独身がより多かった。又、マイカーの大きさも平均してより大きく、軽自動車で通っている者は少なかった。逆に現在は軽自動車で通っている者は少なくない。

そもそも結婚の前にまず仕事ありきと考えてきた。大学を卒業してから一旦半導体工場へ就職したもの3ヶ月で切られてしまい、人生設計が完全に崩壊してしまった。はっきり言って結婚適齢期に職種・労働条件・賃金共に厳しい条件で仕事をする事を余儀なくされた。職業も模索していたため、仮に結婚を考えるべき彼女ができても結婚に踏み切るのは困難だったろう。稼ぎのいい女性と結婚し、主夫としての道を歩めたならば別になるが。

半導体工場を切られて以降、専門系への就職は困難となった。それでも専門系へ返り咲きたい思いは依然強く、500万円を次ぎ込んでもと思っていた。それだけ次ぎ込んでも大学院や専門学校への進学をと考えており、そうなると結婚資金以上の資金がそちらに回ってしまう。そういう思いがある以上当然結婚など考えられなくなるものである。

やはり結婚して家族を設けるという流れをより確実にするならば、大学最終学年での就職活動で学内推薦できちんと決める事に外ならなかった。そうなると道内に戻る事はほぼなくなり、それも実家や墓に足を運ぶのが億劫になる程交通的条件が悪くなる。ただ、それだけの所であるが故に、ネットを駆使して積極的にアプローチでもしない限り出会いが難しいものがある。当然ながら大学時代に結婚すべき彼女を作っておいた方が断然有利であり、そうして就いた勤務地・職種でずっと頑張っていける事が大前提であろう。

更に言えばより就職や条件が有利な学科の方が当然結婚が近くなると言える。実家から遠く辺鄙な所にある工場などよりは、より都内に近い所やUターン就職にもより良い条件で確実な学科の方が有利である。更には卒業までのハードルが高くなくスムーズに卒業できる方が、より良い条件での就職ができ、将来への展望がつながる事になる。はっきり言って半導体工場云々より、大学時代に既に壊してしまった様なものである。

自分は大学最終学年で学内求人で就け得る勤務地・職種に対し、こうでないと考えている段階で既に結婚する事を諦めてしまった様なものと言っていいものである。ただ、それに対して現在の自分は後悔しているのかといえば、そうでないと言えるのだが。もっとも、当時からインターネット関連のビジネスに向かっていける態勢であれば、また違っていたかもしれない。

職場の周りは既婚者ばかりになっていた」への2件のフィードバック

  1. ジャン より:

    お久しぶりです。人生設計も中々大変なようですね。
    時代が変わったというか、難しい時代になったと思います。

    身近な周りでも婚期を逃した知り合いは多くいます。
    女性の社会進出で生活力のある人も三十路を超え、今更と考える人も少なくありません。

    男性の場合は先ず仕事ありきでしょうか?生活の基盤がしっかりしないとあきませんもんね。
    近藤さんの今後のご健闘を陰ながら応援します。

  2. 管理人(探求者Kこと近藤) より:

    ジャンさん、まずはありがとうございます。大学卒業して就職し、軌道に乗れなかったのが全てですね。専門分野だけにその後もうまく転職できなかったですし。正直ウェブといったスキルをもっと早く身に付けなければならないと感じられるものでした。

    もっとも、札幌へ戻って仕事する事を視野に入れれば、自分が大学で専門にしてきた分野よりはコンピューターや電気系などの方が有利ですからね。当然インターネットに関わる分野も入りますし。

    もう少し時代が下っていたならばウェブスキルを早い段階で磨いてその方面への職に就ける可能性が開けるなど、また違っていたと思わざるを得ないものがございますね。

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