22日で当管理人の父が亡くなって満30年になる。高校生の時に亡くなったので、亡くなってから今日までの期間が誕生日から父が亡くなるまでの期間の2倍に迫りつつある。やはり父が今日まで生きていれば違っていたのではないかという思いは未だにある。現時点でそれだけ経っているので、自分が旅立つ時まであの世で待ってくれるのだろうか。
5月の時の自分もそうでしたが、姉が病院選びは大事だと言い、父の事を挙げていた。父の二の舞になっては大変だという事で。父はより良い病院へ転院する機会がありながら、周りに耳を傾けず転院しなかったがために病状が悪化し、取り返しの付かない事になった。正直な所当時ここまで悪化してひどい状況になるとは思いもしなかった。
父が亡くなってからはまさに人生下降線というか苦労を強いられるものであった。世の中の景気も悪化して更にどん底になり、自分が就職活動をする頃になればまっとうに進むには妥協した人生しか選択できず、それを選択しなければ世を捨てる様なものでした。かなりの年数が経過して一時的に景気が回復しても、自分の世代で人生を立て直すのは容易ではないものというか、「これで終わり」と諦めてもおかしくないものでした。
母には相当苦労を掛けてしまう結果となってしまったが、それだけに妥協した人生のレールに乗った方が良かったのか。恩返しをしっかりするのであればそれしかないと言われていたが、そこで30年40年はとてつもない感じであり、現在の自分から見てもやって行けそうに見えないものでした。それと別の人生を進み続け、本当の答えを出すにはまだもう少し時間が要しそうです。