空沼岳~札幌岳縦走達成!

26日~27日に札幌近郊の空沼岳から札幌岳への縦走を達成した。26日の午後に空沼登山口バス停からスタートし、林道にある登山口を経て夕方に万計山荘に到着し、ここに泊まった。札幌近郊の山小屋に泊まったのは何と高校時代振りである。夕食は翌日の朝食も含めてタイレッドカレーで、ココナッツミルクとホールトマトは缶詰を持参した。縦走を含む登山の食事で生からの調理は久々である。自前のコッフェルでは2人分入らないため、備え付けの中鍋とおたまを借りた。

27日の朝出発、8時頃空沼岳の頂上に立った。頂上からは大展望で、羊蹄山をはじめ尻別岳・漁岳・恵庭岳・樽前山・支笏湖とその周辺の山々が望め、札幌市街や藻岩山・札幌南部の山々も望めた。それから縦走路に入ると人影がなくなる。道筋はわかるもの、空沼岳までの登山道に比べて狭く、整備が行き届いていないのは否めない。所によっては歩きにくい個所もあり、進むのに手間取られた。それでも道中所によっては目指す札幌岳はもちろん、羊蹄山や札幌市街や藻岩山・札幌南部の山々などが望めた。

15時前にしてようやく札幌岳の頂上に立った。ここも頂上からは大展望で、羊蹄山は上の方に雲が集まってきたもの、無意根山や尻別岳・漁岳・恵庭岳・札幌市街や藻岩山・札幌南部の山々も望めた。又、下る時に余市岳が望めた。あとはひたすら下るだけだが、終盤になると暗くなってきた。19時前に登山口を通過し、豊平峡温泉に着いたのは19時半過ぎだった。

しかし、最終バスまでの時間が30分位しかなく、結局豊平峡温泉に入るのを諦め、携帯サイトで入れる温泉を調べて見つけた。バスで定山渓温泉まで移動し、白樺の湯に入った。しかし、営業時間終了まで30分足らずであり、汗を流して着替える程度となった。バスで札幌市街へ戻り、帰途に付いた。

計画段階では完全日帰りも考えていた。しかし、行程的に完全日帰りでやろうとすれば登山口を早朝に出発しなければならず、バスの利用では間に合わない。又、登山口・下山口のいずれかで泊らなければならない。マイカーで行くとすれば友人など誰かに頼まなければ帰りの足が問題となる。又、バスはそれぞれの登山口までは運行されておらず、終点のバス停から登山口まで歩かなければならない事も考えなければならない。

以上の点から山中1泊が妥当ではないかという結論に達した。泊るのは空沼岳側か札幌岳側かであるが、行動的余裕を加味して空沼岳側とした。スタートはやはり帰りに最寄りの温泉に入れる事から空沼岳側からとした。札幌岳側ですと縦走路の後半できつい登りがないので楽だと言えば言えるのですが。

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