7時過ぎに上田市街を出発し、登山口のある菅平高原へバスで向かう。8時頃菅平高原ダボスに到着し、出発するが何と直進の歩道は通行止めで車道で迂回しなければならなかった。これでちょっとタイムロスとなる。旅館・ホテル街を過ぎると牧場の敷地に迫り、9時頃料金所で200円を支払う。歩いている横を大型バス4台が颯爽と駆け抜けて行くのが憎い。
9:40過ぎにようやく菅平牧場事務所に着いた。ここまで車道歩きだが結構かかっている。帰りのバスが心配な所だが。登山口の横にはトイレがある。前日に浅間山に登ったのと睡眠不足気味でもあり、しばし横になる。登山ポストに用意されている登山届けに記入し提出する。
10:30出発、最初は牧場の中を通って行くが、やがて森林の中に入っていく。11:30過ぎから15分休憩するが、やや急な登りになる。途中10名位のパーティーが下りて行き、計何名か擦れ違う。頂上部が見えてくるが、なかなか。たどり着かない感じだ。最後は緩やかになる。
13時近くに根子岳の頂上に着いた。頂上は広く、3・40名の中学位の女子の団体が占拠していた。展望は素晴らしく、菅平方面や周囲の山々が望める。これから目指す四阿山も時折望める。昼食としてパンを食べるが、そのうち皆いなくなった。
13:30過ぎに出発、少し下ると右側がガケになっているので注意していく。途中岩をからみながら徐々に降りて行く。今度は登りが続いていくが、途中14:10過ぎから20分も休憩する。ひたすら高度を上げて行くが、やがて展望が開けて緩やかになる。15:30ちょっと前に菅平牧場からのルートと合流する。木道となり、鳥居峠からのルートと合流すれば頂上まで一登りである。
15:40過ぎににようやく四阿山の頂上に着いた。これで長野県にある百名山は中央アルプスの2座(木曽駒ヶ岳・空木岳)を残してすべて登った事になる。頂上は意外と木々があり、展望はあまり良くない。本日の最終バスには残念ながら間に合いそうにないが、牧場事務所には暗くなる前に到着したい。
16:20過ぎに出発、16:40近くに根子岳方面から左に分かれ、直接菅平牧場へのルートを選ぶ。下りが続くがやがて緩やかになり、中四阿の岩稜を進んで行く17:30頃に分岐を通過するが、右へ進む。下り 小ピークを登ってからは基本的に下りだが、なかなか牧場には着かない。ようやく牧場の縁に出ると登山口は近い。18:50過ぎに登山口で車道に出るが、牛と最接近したりする。
19時過ぎにようやく牧場事務所に着いた。管理棟は既に閉まっていたが、トイレ脇の靴を洗うための水は出るので汲む。夕食としてあんぱんを食べるが、暗くなってきた。20時ちょっと前にバス停目指して歩いて行く。料金所までがかなり長いが、それを過ぎて旅館・ホテル街に入ると合宿の学生が何名か歩いており、声も外に響く。
21:10過ぎにに菅平高原ダボスバス停に戻るが、開いているバス待合所があるのでB-STBする。B-STBは2008年6月の四国以来であり、当時は東赤石山登山口のそばだった。コカコーラの自販機がそばにあるが、アクエリアスの500mlが多いのも土地柄か。上田市街へは朝一番のバスで向かう事とした。