私のネット山仲間でほぼ毎週山に出かけられている方が結構いらっしゃるが、こちらから見れば羨ましい限りである。こちらはインターネットビジネスではない仕事に就いていると月1・2回が限度であり、年10回程度山行を行うのがやっとなのが現状である。その上冬場はほぼ行けない状態である。完全週休2日制の仕事に就けられれば理想であるが、現状基本休みは週1かそれに近い状況である。現状通年で毎週山行をこなせる様になるには、まさにセミリタイアでもできなければ無理である。
山に行くのはもちろん、ホームページをやっているので山行記録の製作やアップに手間がかかる。その上、過去の仕上がっていない山行記録の仕上げもあり、加えてセミリタイアに向けて各種サイトの製作も可能な限り行わなくてはならない。限られた休みの中、将来の自分を作るためにもやらなければならない事がたくさんある事も山行数を少なくしている要因である。
2004年~2006年は通年の仕事に就いていたが、休みは基本的に日曜祝日のみであり、正直もう少し休みが欲しい所だった。半導体工場にいた時はほぼ完全週休2日制であり、祝日も休みで今思えば余裕があった。そういう所に再就職できたらいいのだが、現状就職できる所は厳しいものである。それでもそういう仕事で何年かしてお金を貯め、大学院か専門学校などに進学して専門系に返り咲く事を考えていた。
大学に入って以降今日までで特に少ないのが2001年だった。年間4回しか山行を行えず、いずれも日帰りである。おまけに真夏の7・8月に1座も登れなかったのだが、そういう年はこの年のみである。6月に一旦3月に入った会社を切られたのだが、7月10日に宅配便のアルバイトで入ってから年明けにやめるまで連休が全くなかったのが大きい。当然ながら休みも少なく平均して週1未満であり、12月は僅か1日しかなかった。大学時代の1996年や1998年も山行数が少ないが、いずれも数日以上の縦走を行っているので量は上回っている。
ホームページ仲間でほぼ週1のペースで登っており、しかも山行記録もしっかり公開している方がいらっしゃる。山行記録では有力サイトの一つであり、北アルプスなど各種縦走記録も充実している。登山サイトをリニューアルしてから彼のサイトも目標の一つとしていたが、山行数はもちろんアップしている記録数も彼にはかなわない事もあり、サイトを縦走に特化する事で差別化する方向でサイトの充実を図った。
ちなみに彼は2006年に約3ヶ月北海道旅行をされており、年齢(40代)から考えても普通のサラリーマンをしているとは思えないものだった。当時休みの少なかった自分から見て本当に羨ましかった。その後2008年に彼のサイトのアドレス変更の連絡が来たが、その返信に「何かネットビジネスでもされているのでしょうか。差し支えなければご教授いただければありがたいです。」と加えた程である。