これまでの私の行ってきた山行については記録が未完成なものも含め、運営サイトの「山行記録」に表で記されている。見ていただければわかる通り、当然ながら休みが少ないと山行そのものにも影響を及ぼしている。3日に休みが少ないと週1ペースで山に登るのがきついという事をを書いたが、単純に数が減るだけではなく、その質にも影響を及ぼすものである。
2004年秋~2006年夏は通年の職に就いていた事を書いたが、その頃は連休のある時期を除けばほぼ登り2時間以内の「ゆるい山」ばかりであり、札幌市内近郊若しくは登山口まで車で片道2時間以内の所である。空沼岳札幌岳縦走でさえお盆を除けば連休でもなければきついものである、正直3連休は欲しかった。だが、3・4連休はGWかお盆休みしかなく、年末年始は2日しか休みがない。お金はそれなりに貯まってきたかもしれないが、もっとゆとりが欲しかったし、それでも進学できるまでのハードルは高過ぎた。
2001年は一番山行が少なかったと書いたが、休みの少なさが山行数や質に表れている如実な例である。7月に入って以降年明けまで連休がなかった事に加えて休みそのものが少なく、しかも連日12時間程度以上の長時間労働だった。これでは休日山に出かけるのもきついものである。それでいて稼ぎは安く、通年働いたとしても年収150万円行くのは困難である。半導体工場にいた頃は完全週休2日でいてより高い賃金であった。その業種は2002年夏の短期アルバイトを最後に未だ再就職していないし、今後期待が持てないので就こうとも思わない。
山ではないのだが、2005年7月に母を連れて愛・地球博に行ってきたが、土曜が休みでないために2日しか日程が取れなかった。それに契約社員のため有給休暇そのものがなかった。あと1日あれば母が行きたいと言っていた白川郷まで足を延ばしていた所だった。もう少し休みがあればという思いは当然あったが、あとしばらく頑張れば進学そして専門に返り咲きという気持ちが全てだった。
もし今後正社員としてしっかり働き、家庭を作る事も考えれば、できれば休みなどがしっかりした所に就けるのが望ましいものである。だがしかし休みなど条件のいい仕事に就くのが困難である事もセミリタイアを目指している大きな理由になる。