先日仕事の車の中でラジオで聞いたのですが、何と南アルプス最高峰で日本では富士山の次に高い山である北岳をテーマとした歌が聞こえていた。それも演歌の大御所である細川たかしによる、その名も「北岳」である。
歌詞の中の北岳は、南アルプスの盟主として厳しさと優しさ、そして美しさを表す一方、高さが上回る富士山を目標にして向かっている様子がうかがえるものである。富士山は誰もが知る名山であるが、北岳はというと正直な所、そこまで有名であるとは言い難いものがある。
当管理人は1997年の南アルプス北部縦走(全山縦走挑戦)及び1998年の南アルプス全山縦走で立っているが、いずれもお天気が良く、その歌詞通りに富士山を望む事ができた。しかし、それ以降北岳はもちろん、南アルプスの山々から足が遠のいてしまっている。
その後北アルプスの縦走など、同じ中部でも他の山域を専ら目指す様になっていた。北海道に戻った事もあり、年に遠征できる回数が限られるとあっては仕方ない所もある。あと2・3年で南アルプス全山縦走達成から満20年になる。その年にでもまた改めて南アルプスの縦走をと考えている今日のこの頃であるが。
<参照サイト>
「細川たかし 芸道40年記念サイト」(日本コロムビア)