東日本大震災から3年 進まぬ復興と東京五輪開催決定

11日に東日本大震災が発生して満3年になる。テレビやラジオで震災関連番組が放送されたが、そこで伝えられたのは主に被災地の現実であり、3年経ても未だ復興が遅々として進まぬ状況である。改めて復興の遅れを感じずにはいられないものだった。発生したのが地方が中心であり、被害の範囲が広く人手が回っていないという状況だった。

それだけに空いた時期に片手間に手伝うといったレベルではなく、やるからには一生賭けてでも被災地の復興に捧げる位の気持ちでないと務まらないものがあるのかと感じられるものがあった。ボランティアを含め、人手が足りないから手伝おうというのもわからなくないし、少しでも空いた時に手伝いたいという気持ちも私を含め出ない訳ではない。とはいえ、ご覧の通り進まぬ現状だけに一生懸命取り組まなければならない仕事であるという事である。

ただ、被災地関連の求人は特に除染を含めた福島原発関連のものは、その利権に群がる悪徳業者も少なくないので注意しなければならないだろう。前に私が記事として書いたものも含め、当てもなく行くとすぐに仕事がなかったりという状況に陥り、あながしも条件が良くなかったりするものだ。応募する時はすぐに被災地に行けない事を考慮し、地元で準備的な仕事をする事も頭に入れなければならないだろうか。

昨年9月に2020年の東京オリンピック開催が決定されたが、これにより震災復興よりオリンピック関連工事が優先され、復興が益々遅れる事を懸念する所である。正直な所、福島の原発を含め被災地の現状を鑑みると、東京五輪なんてやってられるのかと感じられるものがある。それだけに復興が遅れずに進んでいく事を改めて願わずにはいられない。

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