「ファイターズファンは宇宙一です」

<以下の記事を参照>
北の大地に大輪の花を咲かせた。日本ハム梨田昌孝監督(56)が3度、宙に舞った。就任2年目でリーグ優勝に導いた。シーズン半ばにインフルエンザ禍に見舞われ、主力選手が離脱するアクシデントも乗り越え、7月20日に首位に立ってから、1度も譲ることなく、ゴールした。梨田監督にとっては近鉄時代の01年に次いで2度目の優勝を劇的なサヨナラ勝ちで決め「ファイターズのファンは宇宙一」と叫んだ。日本シリーズ出場権をかけ、クライマックスシリーズ(CS)第2ステージで、第1ステージの勝者と対戦する。

「ファイターズファンは宇宙一です」、それが梨田監督のインタビューで出た言葉だった。2006年の優勝の時に当時のヒルマン監督がインタビューで答えたのは「シンジラレナ~イ」であった。そして「北海道の皆さんは世界で一番です」と続いた。当時は1981年以来25年振りの優勝だった。又、2007年の優勝では「シンジテマシタ」であった。それだけに梨田監督のインタビューに注目していた。

やはり北海道進出は球団にとって風向きを変えるきっかけであり、この6年間で3度もリーグ優勝を遂げた結果としては成功と言ってもいいだろう。東京及び首都圏は球団も多く競合も激しい。まさに新たなる大地で夢を育み、新たなファン獲得に向けて取り組んでいった。「夢と大地」は梨田監督が就任以来、サイン色紙に必ず添えてきた言葉である。

2007年から導入されたクライマックスシリーズにより、リーグ優勝チームと日本シリーズ進出チームが別になる可能性がある。2006年まではプレーオフがあれば勝ち抜いたチームがリーグ優勝チームであり、同時に日本シリーズ進出チームだった。プレーオフが導入されない場合はレギュラーシーズン1位になれば無条件でリーグ優勝・日本シリーズ進出である。

レギュラーシーズン終了後、日本シリーズ進出に向けての戦い「クライマックスシリーズ」が始まる。現に2007年のセ・リーグがリーグ優勝チームと日本シリーズ進出チームが別になっているだけに気が抜けないものだ。クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズを勝ち抜いて3年振りの日本一になれるか?!

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