12日のラジオの速報で入ってきたので驚いたが、元日本ハム投手の宮本賢容疑者が強姦容疑で逮捕されたというニュースだった。元選手で尚且つ球団スタッフだけに大きな衝撃となった。今季最下位に沈んだチームに飛び込んできた残念なニュースだった。高校時代はセンバツに2度出場、大学時代は「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹同様エース兼主将を務めた。
斎藤佑樹の大学の先輩であり、斎藤佑樹が早実高3年の時にフォームをアドバイスしたという。その夏に早実高はマー君こと田中将大擁する駒大苫小牧高を再試合の末に破り、全国制覇を果たしてハンカチフィーバーを巻き起こした。まさに「ハンカチ」の先輩振りを遺憾なく発揮された。
人柄が良く面倒見がいいため、引退してもこの様に球団に残れた所がある。何よりあの人見知りのダルビッシュに好かれていたというのだ。斎藤佑が嫌われていたのに対して。記事の写真を見ていると、いかにもダルにべったりくっついている感じがしてならないものがある。それだけ期待されていたという事もあろうか。そうでなければもっと突き放すと思えるのですが。
しかし、斎藤佑樹とは違いプロでは1勝もできず、結果を残せず引退に至ったのが残念であった。しかも、大きな怪我がなかったにもかかわらずである。まだ三十路前であり、現役に未練はあったのだろう。それでもトライアウトを受けず、お世話になった球団のスタッフになる道を選んでいった。そうする事で球団への恩返しになると思って取り組んできたはずでしたが、慣れない仕事でのストレスや様々な葛藤があったのだろうか。
<参照記事>
「日本ハム元投手 強姦容疑で逮捕 早大主将…野球エリート転落」(スポニチ)
「温厚な人気者の宮本容疑者 ダルにも好かれ後輩の面倒見も良く…」 (スポニチ)
「元日ハム宮本「努力で叶わぬものを斎藤佑樹“持ってる”」」(エキサイトニュース)