2016年夏の高校野球は北海が、駒大苫小牧以来10年振りの夏大会決勝進出を果たした。そして21日に栃木の作新学院と対戦し、7-1で敗れて準優勝となり、北海道勢11年振りの全国制覇は果たせなかった。中盤以降は一方的な展開になり、10年前の様な熱戦にならず、力が及ばなかったのは残念であるが。
あの決勝再試合から丁度10年である。マー君こと田中将大投手擁する駒大苫小牧が夏大会三連覇をかけており、ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手擁する早稲田実業が初優勝をかけて激突した。試合は1-1のまま延長15回でも決着が付かず、翌日再試合となった。再試合は早稲田実業がリードする展開で、終盤駒大苫小牧が1点差に追い上げるもの、早稲田実業が4-3で逃げ切り初優勝を飾った。
その後優勝した方の斎藤投手は早稲田大に進学し、大学卒業後プロ入りした。逆に準優勝した方の田中投手は進学せずすぐプロ入りし、メキメキと力を付けてあれだけの活躍をされたのは言うまでもない。ちなみに、北海のエース大西投手は大学進学希望だという。